30余年

筝を教えることで生計を立てる決心をした時に

まず自分のお筝をなけなしのお金をはたいて

買いました。

その筝に今は亡き母が 「天楽」 と

名前をつけてくれました。

数年後、楽器屋さんの薦めで今度は柾目の筝を

手に入れることに。

その筝も母が「楽響」(がっこう)と。

柾目の筝は何とも私の手には負えない固さで

最初は弾いても弾いても全然音が出ず

お筝のローンと重なって首がまわらなくなりました(T_T)

地獄の思いをしている時

母に「天楽」と「楽響」の意味を尋ねると

「お浄土の音楽」。

いやはや何とも大きな名前をつけてくれたものです。

私の力不足で一生涯そういう音は出せませんが

母の願いと愛を感じ続け30余年の時が過ぎました。

筝の寿命は突然にくるとか・・・

どうか一日でも長く私を助けてね。

カテゴリー: 若岡 — kotonoha 4:31 PM
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