2019年5月14日
香
10月に控えてる40周年
合奏曲が全然纏まらず練習の度にどうすれば、、、の試行錯誤の日
せめて今月中には個人個人が最低の線まで持ってゆかなくてはと焦
そんな時出会った啄木の詩♫
しばし現実を忘れます
生徒のみなさんへもおすそ分けです^_^
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琴をひけ 石川啄木
沈の香のそよろぎに
わが魂はあくがれぬ。
二人居の初夏や、はしけやし黒髪よ、
琴をひけ、沈の香に。
たをやかにうつむくか、
沈の香はゆらぐなり。
手ふれては鳴るものか、
わが胸も君ふれて
鳴りにしを、琴をひけ。
水無月の青日射、
庭の樹ぞみづみづし。
青梅は庭石に、
君が手は夏の譜に、
花あやめかぎろいぬ。
歌ひくき爪弾や、
沈の香はそよろぎぬ。
はしけやし黒髪も
そよろぎぬ、風ありて
一室は薫じたり。
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カテゴリー: 若岡 — kotonoha 7:15 PM
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